前回使用した”MoveEx.exe”と同じフォルダに、”ResHacker.exe”があると思います。
今回は、このツールを使用してのTipsです。
まずは、FlyakiteOSXフォルダ内のResourcesフォルダに移動してください。
そんなフォルダ、どこにあるんだっ!?てな方は、こちらを参照のほどを。
shell32.dllフォルダ内に、”shell32.dll.txt”ファイルがあると思います。
それを開くと・・・

上記のようなコマンドが羅列されていると思います。
このままだと、リソースハッカーで読み込んでも動作しないので、
これを、それぞれのユーザー環境に合うように修正してやろうという訳です。
FlyakiteOSXフォルダに戻ってもらって、各自のアドレス欄を選択してコピーしてください。

先ほど開いた ”shell32.dll.txt”の[FILENEMES]欄を修正します。
Backup、NewFiles、Logsの前にペーストしてください。
次は、[COMMANDS]欄を修正します。
Resourcesフォルダに移動して、先程と同じようにアドレスを選択してコピー。

開いてある”shell32.dll.txt”のウィンドウを編集(E)→置換(R)と順次クリックし、
置換ダイアログを表示させてください。
置換後の文字列に先程のアドレスをペースト。
検索する文字列には、Resoucesをコピペしてください。

最後に、”すぺて置換”を選択。
修正、置換えが終わったファイルは・・・

こんな感じになっていると思います。
あとは、リソースハッカーで読み込ませてやるだけです。
前回同様、ファイル名を指定して実行でコマンドプロンプトを立ち上げてください。
cdと打ち込んだ後に、Toolsフォルダのアドレスをコピペしてenter

次に、”shell32.dll.txt”のプロパティを開いて、場所を選択コピー。

ReaHacker.exe -script と打ち込んだ後に、ペースト。
\shell32.dll.txtを追加してやってenter

コマンドプロンプトは、このような表示になっていると思います。
FlyakiteOSXフォルダ内のNewFilesフォルダに移動してください。

上記のように、shell32.dllファイルが出来上がっていれば成功です。
あとは、前回同様”MoveEx.exe”による差し替え作業です。
Moveex.exe "%systemroot%\FlyakiteOSX\NewFiles\shell32.dll" "%systemroot%\System32\shell32.dll"
上記のコマンドをコピペしてenter

最終的には、コマンドプロンプトの表示はこんな感じになっていると思います。
あとは、再起動すればカスタマイズされた状態に戻っているはずです。
前回同様、一連の動作をオートメーション化します。
(注) 間髪入れずに再起動処理に移行するようになっています。
それが嫌な方は、REM ### 再起動 ### 以降を削除してください。
↓ここから
@ECHO OFF
ECHO ### shell32.dllカスタマイズ中 ###
ResHacker.exe -script %systemroot%\FlyakiteOSX\Resources\shell32.dll\shell32.dll.txt
REM ### shell32.dll差し替え ###
Moveex.exe "%systemroot%\FlyakiteOSX\NewFiles\shell32.dll" "%systemroot%\System32\shell32.dll"
REM ### 再起動 ###
shutdown.exe -r -t 00
↑ここまでを
テキストエディタなりにコピペして、拡張子をcmd、あるいはbatとしてToolsフォルダ内に保存して下さい。
それが面倒な方は、以下のファイルをダウンロードして、ダブルクリックで実行して下さい。
shell32-mod.cmd
今後、Windowsの修正パッチがリリースされた時には、
前回の”MoveEx.exe”による差し戻しと、今回の”ResHacker.exe”による再カスタマイズを行えば、
全部をアンインストールするよりは効率がいいのでは?と思っているのですが、どうでしょうか?
前準備が面倒くさいとは思いますが、興味を持たれた方は是非、お試しの程を。
すいません、返事遅くなりまして。